関係性
仲間意識
関連
心理的安全性
はじめに
「固定席の廃止」のような取り組みは、制度や方針があっても現場に届ききらないところから生まれるモヤモヤを、減らしていくのに効きやすい一手です。
忙しさが続くほど周知物を読む時間が取れず、誤解や遠慮が残りやすい場面があります。
当事者同士が同じ前提で話せる材料を揃えることが、定着の土台になります。
仕組み
フリーアドレスで自由に座席を選ぶ。
また、出社時にコミュニケーション席・ソロ席・集中席などタイプを選び、自動割当するシステムを入れる。
さらに、利用時間の制限で席の固定化を防ぐ。
狙い
毎日違う隣で、横のつながりを生む。
うまくいかせるコツ
席の目的(集中/対話/電話)と利用ルールを図で示し、試行期間にフィードバックを集めると摩擦が減ります。
交流を狙う場合でも、業務が進まない配置になっていないかを四半期で見直すと持続しやすいです。
期待できること
部署を越えた雑談から理解と一体感が高まりやすい。
また、風通しの良さや会議の削減など、業務効率にも期待できる。
参考
カルビーではオフィスダーツで座席決定し、会議削減などの成果が報告されています。
効果を見る目安
素材に数値目標や実績があれば、同じ指標で導入前後を比較できるようデータの取り方だけ先に固定しておくと説明しやすいです。
相談件数・会議での言及・チャンネルの活動量など、行動のシグナルを一つ選び、定点で観察すると変化が見えやすいです。
提案数・試行数・小さな成功/学びの共有回数など、失敗を含む行動量を見ると、挑戦文化の変化が追いやすいです。
企業事例
カルビー株式会社では、本社移転を機に「オフィスダーツ」という座席決定システムを導入。
部門や役職の垣根を越えた自由な議論が活発になり、会議数が3割程度まで減少するなどの成果を上げ、業績向上にも貢献したと評価されています。