はじめに
「対話ワークショップによる個人目標と組織目標の連動理解」のような取り組みは、制度や方針があっても現場に届ききらないところから生まれるモヤモヤを、減らしていくのに効きやすい一手です。
忙しさが続くほど周知物を読む時間が取れず、誤解や遠慮が残りやすい場面があります。
当事者同士が同じ前提で話せる材料を揃えることが、定着の土台になります。
プログラム例:ビーイングワークショップ
ステップ1:自身の価値観を言語化する。
また、ステップ2:会社のインパクト目標と現業のつながりを言語化する。
さらに、ステップ3:自分の存在意義・価値観と会社のつながりを言語化する。
進行
「伝道師」と呼ぶ社員講師がファシリテート。
また、2人1組のペアでインタビュー形式の対話をし、自己理解を深める。
うまくいかせるコツ
安全に発言できるルール(否定しない・守秘・全員ではない参加型も可)を冒頭で共有すると深い話になりやすいです。
議事の共有範囲(全体共有/要約のみ)を決め、次のアクション担当を一人置くと「良い話で終わり」を防ぎやすいです。
期待できること
会社の大きな目標と日々の仕事のつながりを再認識しやすい。
また、同僚との対話で、気づいていなかった自分の価値観を言葉にでき、自己理解が深まる。
さらに、仕事への誇りや、業務の喜び・楽しさを感じ、エンゲージメントが高まりやすい。
補足
共創で関わった他企業の社員が参加し、価値観の言語化や働く意味の振り返りにつながった例も報告されています。
効果を見る目安
離職率・採用後定着・内部応募など、人の動きとセットで見ると、施策の効き方が掴みやすいです。
相談件数・会議での言及・チャンネルの活動量など、行動のシグナルを一つ選び、定点で観察すると変化が見えやすいです。
企業事例
共創を通じて関わった他企業の社員が研修に参加。
『自分の価値観が言語化できた』『なぜ今の会社で働いているのかを振り返ることができた』といった感想を述べており、社外の参加者にも自己理解を深める効果が確認されている。