関係性
仲間意識
関連
心理的安全性
Willoopのエンゲージメントサーベイで「仲間意識」のスコアが低い組織では、「全社で同じ体験をした実感がなく、横のつながりが弱い」という感覚が広がっています。部署の枠を越え、全員が同じゴールに向かう非日常の体験を設計することで、日常業務では生まれにくい一体感を意図的につくり出すことができます。
こんな悩みを解決できます
部署間の連携が乏しく、組織としての一体感がない。理念は掲げているが、日々の業務では「自分の部署の数字」だけがリアルになっている——そんなギャップを埋めたいときに有効です。
こんなサーベイ結果の時に効果的です
Willoopのサーベイにおいて、以下の設問のスコアが低い組織に特に推奨されます。
- 「他メンバーの成果を自分のことのように心から嬉しく思えることがよくある」(仲間意識)
- 「上司や同僚に対して遠慮せず率直に意見を言えたり相談できると感じている」(心理的安全性)
スポーツや社会貢献など、役職を忘れられる場は、後日の業務連携の心理的ハードルを下げます。
具体的な実行施策
- 全社スポーツ・レクリエーションの定期開催 — ボウリング大会など、ルールがシンプルで参加しやすいイベントを開催する
- 社会貢献プログラムの組み込み — エコキャップ収集など、全社で目標を共有できるボランティア活動を設ける
- 実行委員の横串編成 — 企画メンバーを部署横断で組み、準備段階からつながりをつくる
- 横断チームでの歩数競争(健康×交流イベント) — 部署・年代が混ざるよう抽選でチームを編成し、2週間〜1ヶ月の歩数目標を可視化する。健康づくりと交流の両立を同時に狙える
施策の優先順位の目安
すべてを実施する必要はありません。自組織の状況・予算感に合わせて、取り組みやすいものから選んでください。
まず始めやすい(準備不要・低コスト)
- 全社スポーツ・レクリエーションの定期開催 — 有志でチームを作り日程を決めるだけで始められる
もう一歩踏み込む場合(計画と準備が必要)
- 社会貢献プログラムの組み込み — 活動先の選定と参加促進の仕組みづくりが必要
本格導入(外部支援・予算確保推奨)
- 実行委員の横串編成 — 各部署から委員を選出する調整と承認が必要
- 横断チームでの歩数競争(健康×交流イベント) — 歩数計アプリと集計ルールの整備が必要
期待できる効果
部署や役職を越えて同じ目標に向かう体験は、「自分たちの手で会社を良くしている」という実感を生みます。普段話さないメンバーとの共通話題が増え、業務上の相談もしやすくなります。
セルフチェックリスト
自組織に当てはまるものがあれば、この施策を検討してみてください。
- 全社集会が一方通行で、社員同士の交流が生まれない
- ボランティアやサステナの取り組みが部署ごとにバラバラ
- リモート拠点があり、対面イベントの設計が難しいと諦めている
- 過去の運動系イベントが「一部のスポーツ部」だけが盛り上がった
- オフィスワーカーの運動不足が課題になっている
- 「楽しいが、仕事に効いている実感がない」と言われる
企業事例
株式会社トヨタエンタプライズでは「ICHIGAN活動(いちがん活動)」として、社員が主体的にボランティアや社内イベントに関わり、部署や役職の枠を超えた協働と共感を生み出す文化づくりを進めています。また、JR東海では「みんなで歩活」を年2回実施し、8割超の社員が参加。イベントをきっかけに世代や部署を超えたコミュニケーションがさらに活発化したと紹介されています。