関係性
承認
関連
存在意義, 自己効力感
Willoopのエンゲージメントサーベイで「承認」のスコアが低いとき、「数字が出た人だけが評価される」という空気が、多様な貢献を押し潰していることがあります。営業MVPだけでなく、バリュー体現や協働など複数の切り口でスポットライトを当てる表彰は、誰が「評価される人」かの物差しを広げます。
こんな悩みを解決できます
自分の努力や成果が、売上や工数など目に見える指標にしか現れない。文化やチームへの貢献は評価されず、ロールモデルも「成果至上」に偏る——そうした職場では、承認の機会そのものが限られます。
こんなサーベイ結果の時に効果的です
Willoopのサーベイにおいて、以下の設問のスコアが低い組織に特に推奨されます。
- 「今いる組織は私の努力や成果をきちんと認められている」(承認)
- 「この仕事を通じて、自分の存在が誰かの役に立っていると感じる」(存在意義)
- 「自分なら職場で求められる役割をやり遂げられると信じている」(自己効力感)
「どんな行動が賞賛されるか」が明確になると、自己効力感と存在意義の両方に正のフィードバックが回ります。
具体的な実行施策
- 複数軸の表彰設計 — 数値成果に加え、顧客志向・協働・イノベーションなど企業が重視する行動を部門ごとに定義する
- バリュー体現賞の創設 — 理念や行動規範に沿った事例を四半期ごとに公募・選考する
- ロールモデルの可視化 — 受賞者のストーリーを社内メディアや全社会で共有し、再現可能な行動に分解する
施策の優先順位の目安
すべてを実施する必要はありません。自組織の状況・予算感に合わせて、取り組みやすいものから選んでください。
まず始めやすい(準備不要・低コスト)
- 複数軸の表彰設計 — 既存の表彰に行動指針軸を一つ追加するだけで始まる
もう一歩踏み込む場合(計画と準備が必要)
- バリュー体現賞の創設 — 選考基準と審査委員の設計・運営体制が必要
本格導入(外部支援・予算確保推奨)
- ロールモデルの可視化 — 社内メディア制作と定期更新の体制づくりが必要
期待できる効果
多角的な表彰があると、「自分の強みの出し方は複数ある」という安心感が生まれます。メルカリでは、自社バリューを体現する人物にGo Bold賞、All for One賞、Be Professional賞など、バリュー名を冠した賞を贈り、文化のロールモデルを示しています。
セルフチェックリスト
自組織に当てはまるものがあれば、この施策を検討してみてください。
- 表彰は年に一度・少数精鋭だけになっている
- 協力や支援役の貢献が評価制度に乗りにくい
- 理念はあるが、日常の行動と結びついていない
- 社員が「何をすれば認められるか」を語れない
企業事例
メルカリ では、自社が掲げるバリューを体現する人物に、各バリューの名を冠したGo Bold賞、All for One賞、Be Professional賞などを贈り、表彰を行っています。