Willoopのエンゲージメントサーベイで「存在意義」のスコアが低いとき、その裏側には「自分の会社が何を社会にもたらしているのか、よくわからない」という感覚が隠れていることがあります。自社の魅力を外に発信する取り組みが、逆説的に社員の内側の誇りを育てます。
こんな悩みを解決できます
毎日の業務をこなすうちに、「自分たちはどんな価値を社会に届けているのか」という問いから遠ざかってしまいます。特に大きな組織や、顧客の顔が見えにくい職種では顕著です。自社の強みや社会的意義を言語化する機会がないまま働き続けると、外部から見た自社の評価や顧客の声に触れる機会も減り、じわじわと「ここで働く誇り」が薄れていきます。
こんなサーベイ結果の時に効果的です
Willoopのサーベイにおいて、以下の設問のスコアが低い組織に特に推奨されます。
- 「この仕事を通じて、自分の存在が誰かの役に立っていると感じる」(存在意義)
- 「自分の仕事の目的や内容を十分に理解し、その意義に納得している」(理解・納得)
「社会への貢献実感」が薄い組織は、オウンドメディアを通じた外部への発信が内側の誇りを再点火するきっかけになります。
具体的な実行施策
- オウンドメディアの立ち上げ・運営 — 自社の事業の社会的意義、顧客事例、社員のストーリーを発信するメディアを運営する
- 社員自身が執筆・取材に参加する機会の設置 — 社員が書き手・語り手として関わることで、発信を通じた自己理解と誇りの醸成を促す
- 外部メディアへの露出促進 — 外部ライターや記者による取材・掲載を増やし、第三者からの客観的評価を社内外に届ける
施策の優先順位の目安
すべてを実施する必要はありません。自組織の状況・予算感に合わせて、取り組みやすいものから選んでください。
- オウンドメディアの立ち上げ・運営 — 無料のブログプラットフォームで今すぐ開始できる
- 社員自身が執筆・取材に参加する機会の設置 — 社員への声かけと編集サポート体制の整備が必要
- 外部メディアへの露出促進 — PRエージェンシーや専任担当の確保が必要
期待できる効果
オウンドメディアの記事を書く側に回った社員は、「自分たちのやっていることを改めて言語化する」プロセスを経験します。それは単なる広報活動ではなく、自社の価値を再発見する内省のプロセスです。また、記事が公開されると読者からの反応が生まれ、「社会に届いている」という実感が外から確認できるようになります。
エンジャパンは「en soku!」というオウンドメディアを社員が執筆しながら運営することで、社内コミュニケーションの活性化と同時に、社員が自社の魅力を自分の言葉で伝えられる文化を醸成しています。
セルフチェックリスト
自組織に当てはまるものがあれば、この施策を検討してみてください。
- 社員が自社の強みや事業の社会的意義を、外の人に説明できない
- 顧客からの感謝の声が現場社員に届いていない
- 採用時には魅力的に語れた自社の話が、入社後には語られなくなっている
- 社員が「自社のことをよく知らない」と感じている
企業事例
エンジャパン は「en soku!」というオウンドメディアを運営し、社員自身が執筆者・取材対象者として参加しています。外部向けの発信でありながら、社内コミュニケーションの活性化と自社への誇りの醸成という、インナーに向けた効果も同時に実現しています。